年式と走行距離

 
今お持ちの自動車の年式はいつですか?と聞かれても、年式までを気にして乗っている人はあまりいないかと思われます。というのも、買った年月がそのまま製造年式に当てはまるわけではなく、場合によっては、その当時の旧型を買ってしまっている可能性もあるからです。

また、年度の間でモデルが分かってしまったような場合、前期型、後期型など細かな分類があります。それをすぐにすべて車検証から読み解くのも難しく、実際には、大体このくらいの時期に車を購入したという概算になってしまうことがほとんどです。

この年式による価格の変化は、まず第一に、年式の新しい方が売却費用も比較的高額になることが多いです。これは、新しいものはまだきれいだし、長く乗れるという概念があるためです。

もちろん、所有者の乗り方いかんによってはボロボロになっていたり、売却するに足らない状態になっている場合もあります。そのような時には、中古車売却の査定相場は下がると考えてよいでしょう。

次に、年式によっては、古くても人気のモデルになっている場合があります。年式を調べることにより、その車種の人気状況が分かるのです。人気のあるモデルは、売却後に売れる可能性が高くなりますから、買い取る方からすれば、売れる可能性がある方が欲しいのは自然の流れになります。

電話査定などでおおよその金額を教えてもらえるような場合、このような内容をチェックしていることが多いです。そこから実車を見て装備や状態により金額を増減して、最終的な査定を決定づけます。

年式と走行距離

中古車売却で年式の次にチェックされるのが、現在、どのくらいの距離を走行しているかという走行距離です。

自動車というのは消耗品ですから、走行した距離が多ければ多いほど、どこかで故障が出てくる可能性がどんどん高くなってきます。距離が少なければ故障が少ないかというと、それはまた別問題ですが、走行した距離が多ければエンジンに対する負担も増えると考えるのは通常です。

また、中古車売却のタイミングによっても、その状況は異なります。例えば、査定を受けたその日に手放し、買取側に渡す場合と、1ケ月後、車が来てからの状況で渡す場合では、走行距離も違ってきます。

また、極端な場合は車の状態が違ってしまうと、その査定額も大きく変わってくる可能性があるのです。車がないと生活に困るという人は、新しい車と交換で引き渡す流れになるのですが、その際はタイミングと走行予定も考えて査定に出すといいでしょう。

そして、一部の車を除き、10万キロ走行を境に、料金の高いパーツ交換が待っています。タイミングベルトと呼ばれるパーツで、エンジンの動作などを調整しているパーツです。

このベルトが切れてしまうと、エンジンを損傷して走行不可能になる恐れもあり、通常は時期が来たところで早めに交換を行います。10万キロが車の一つの寿命と言われるのはここにあるのです。10万キロ付近で査定額も大きく落ちると見ていいでしょう。

走行距離は大変重要な要素です。走ったものが戻ってくることはありませんが、売却のタイミングは考えておくようにしましょう。